電気工事の基本的な事になりますが、実際には電気工事士の資格を持っていないと出来ませんので、ご注意下さい。
 
 通常壁に付いているスイッチやコンセントは壁に埋め込まれていますが、コンクリートの壁や一部の特殊な壁を除いて、その
 
殆んどの配線が、ケーブルを使って壁の中を裸で通しています。 ですから壁の厚さが10センチ以上ある場合には、大抵その
 
壁の中に配線を通す事が可能です。 ただし10センチ以下の場合は、横に壁の下地が入っている場合があり通せなかったり、
 
通す事が困難だったりします。 ですから工事前にセンサーなどを使って、壁の状況を調べ、大体の配線方法を決めてゆきます。 
  
 HOW TO は基本的には当社での施工方法の紹介で、お客様に施工内容を確認していただく物です。 細かい説明等はされて
 
 おりません。 また当内容を参考にし、ご自分で作業等され問題が生じた場合の責任は取りかねますので、 D.I.Y等の参考に
 
 していただく場合は、十分ご注意下さい。 資格等を持っていても、ある程度の施工経験や知識が無いと危険な場合があります。
 
 どうするかお悩みの方も、お気軽にお問合せ下さい。埼玉、東京等当社特定サービス地域では、現調による見積も無料です。
 
 HOW TO に関する事もお気軽にお問合せ下さい。 
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まだまだ少ないですが
少しずつ増やしてゆく予定ですのでご容赦を・・・。
電気工事
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スイッチ、コンセント増設等    換気扇 − パイプファンの取り付け  天井扇の取り付け
 
エアコン − フィルタークリーニング  移設 ・ 取り付け    黒字は現在製作中です。
 
弱電工事 −
 LAN配線 アンテナ                 もうしばらくお待ち下さい。

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 壁にパイプファン(パイプ径100ミリ)を取り付けます。
 
 電源工事に関しては省略しますので、スイッチコンセントの増設等をご覧下さい。
 
1 ・  まず換気扇をつける位置に柱がないか、壁裏センサー等を使って調べます。*1
 
2 ・  内壁の柱のない場所に、直径110ミリの穴を開けます。 いきなりドリル等で開ける物も
 
   ありますが、外部の壁面には、 断熱材が入っていますので、なれない場合は、回し引き
 
   開けた方がいいと思います。 ドリルの先で断熱材を巻き込んでしまうからです。
 
3 ・  水平器や定規を使って、内壁よりも少し低めに外壁の中心を出し細い穴を開けます。
 
   その穴を中心にして、外から直径110ミリの穴を外壁に開けます。 コアドリルを使う場合
 
   は、外側から開けた方が良いと思います。 内側からだと、外壁の開口が大きく割れたりす
 
   る事があります。 ( 図 1 )
 
4 ・  パイプと換気扇の下地になる木を壁内部に固定します。 パイプフードの下地は通常の
 
   場合不要です。ビスは換気扇で隠れる位置にします。( 写真 1 )
 
     下地を入れずにボードアンカーという方法もありますが、
 
     小型の換気扇は、固定位置が両側2本の場合が多く、壁が壊れやすいので、ボード
 
     アンカーはやめたほうがいいと思います。4隅であればいいと思います。

 
5 ・  ダクトパイプを壁の厚さにカットして固定、内壁とパイプの隙間に、アルミ若しくは気密
 
   テープを貼ります。( 写真 2 )  ( 図 1 )
 

   (意外とこう言う僅かな隙間から冷たい空気などが流入します。)

 
     電源が直結の場合は、パイプを固定する前に換気扇の電源位置を確認して、その
 
     位置のボードを少し切欠いて線を出しておきます。

 
6 ・  換気扇のカバーをはずし、本体を取り付けます。電源直結の場合は取付前に繋ぎます。
 
   今は電線を差し込むだけですので、しっかり奥まで差し込んで下さい。( 写真 3 )
 
   本体を付けたら、カバーをはめ込みます。通常、上を引っ掛けて、下をはめ込みます。
 
7 ・  外側の壁とパイプの隙間をシリコンなどの防水用充填材でふさぎます。( 写真 4 ) 
 
     外壁は通常2重になっています。外側の防水が心配な場合は、外側の開口を大きく
 
     して内側にも充填します。

 
8 ・ フードを取り付けます。取り付け方にはいくつかの種類がありますが、殆どにバネ等が付
 
  いていて、 パイプにしっかりはまるようになっています。 取り付けをしたら回りをコーキング
 
  します。出来れば変成シリコンか、ウレタンがいいと思います。 ( 写真 5 )
 
9 ・ 試運転をして、異音等がなければ終了です。 ( 写真 6 )
図 1
換気扇 − パイプファンの取付
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通常の換気扇のページもご覧下さい
1 ・  天井に換気扇の埋め込み寸法に合わせて開口をします。 天井の裏に換気扇取り付け用の
 
   下地をつけます。( 図 1 ) * 1
 
2 ・  開口から天井裏を覗きダクトの経路を決め、排気口の位置を割り出し、外からその中心に細
 
   目の穴をあけます。 断熱材があると思いますので、穴に長めのドライバーなどを刺して、再度
 
   換気扇の開口から穴の位置が問題ないか確認し、問題がなければ開口をします。
 
3 ・  
アルミのフレキシブルダクトを外の開口から入れてゆきます。その際換気扇の位置がかなり
 
   離れている場合は、先端に電線等で輪を作って固定しておきます。
 
4 ・  換気扇の開口からダクトを開口部まで引き寄せます。 手の届かない時は、
キャッチャー等を
 
   使って、先端の輪にフックを引っ掛けて、引き寄せ開口から少し出します。
 
5 ・  換気扇のダクトのジョイント部は取り外せるようになっているので、取り外して、
( 写真 1 )
 

   アルミテープ等でダクトを固定し
( 写真 2 )、ジョイント部を開口に固定します ( 写真 3 )
 
6 ・  本体の上に電源用の穴があるので、 電線を差し込み、ジョイント部を差し込むように本体を
 
   スライドさせ取り付けます。
( 写真 4 )
 

7 ・  電源の差込に電線を差して、カバーを取り付けます。 ほとんどがバネで上に引っ張り上げる
 
   仕組みになっています。 ( 取り外す時は下に引き下げバネをはずします。)
( 写真 5 )
 

8 ・  後は外部のフードを取り付けて終了です。 ( パイプフードの項目をご参照下さい。)

キャッチャーは釣竿の様に
 
伸び縮みします。
アルミフレキシブルダクト
 
       キャッチャー
 外壁に面していないトイレ、外壁面が全面窓になっている浴室等に換気扇を取り付ける場合は
 
天井扇を使います。 埋め込み式の為天井からでないと交換や修理が出来ないと思っている方が
 
いましたので、説明しておきます。 天井埋め込み換気扇は、ダクト用換気扇とも呼ばれ、排気には
 
ダクトを用い、ファンはシロッコを使って側面に排気します。取り付けの手順の説明で、交換も出来
 
ると思いますので、取付方法を簡単に説明します。
 
 (パイプファンと同じく電源については省略します。 スイッチ・コンセントの増設参照
 
  付けられる条件として天井の深さが換気扇の高さ以上あることと、ダクトの通せるスペースや
 
  経路があることです。( 事前に良く調べる事が必要です。 特にツーバイフォー住宅の場合は障
 
  害が多いので、要注意です。)
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換気扇 − 天井扇の取付
写真 1
スイッチ、コンセント増設等    換気扇 − パイプファンの取り付け  天井扇の取り付け
 
エアコン − フィルタークリーニング  移設 ・ 取り付け    黒字は現在製作中です。
 
弱電工事 −
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通常の電気工事のページもご覧下さい。
スイッチ・コンセント増設等
通線バー 直径4〜5mmのグラスファイバーの棒です。軟性がありかなり曲げても折れません
 

       園芸用の簡単なビニールハウスを作るのに使う物でも問題なく使えます。
 
      壁の中を通す時は、開口から手をいれ、バーの先を手元で前後させ、壁の中が完全に
 
      塞がれているか、一部だけかを調べます。
*1 スイッチやコンセントのプレートは、表にビスがなければベースにはめ込んであるだけです。
 

   通常下側に小さな溝がありますので、そこにマイナスドライバーを差し込んでこじれば、簡単
 
   に外れます。 (古いものでは若干違う物もあります。)
写真 2
写真 1
モール ・ コーナー等部材
塩ビカッター
 
塩ビのパイプを切る道具です。
 
受け側に平らな部品を付ける事で
 
モールも切れるようになっています。
 
 付いていない物もあります。)
廻し引き
 
(先の細くなった、小型の鋸です)
 
細引き ・ 引き回し鋸 等
 
          とも呼ばれます。
   下記は一般の木造住宅のトイレに新しく換気扇を取り付ける際の配線とスイッチの工事例です。
 1 ・ 電源を一番近いトイレ内のコンセントからとることにしました。 そこでまずコンセントの
 
    カバーをはずし (カバーの表にビス等がなければ、カバーの下の細い溝に爪やマイナ
 
    スドライバーを入れて手前にこじ開けるようにします*1。) カバーのベースとコンセン
 
    トをはずします (その時コンセントに差し込んでいる線は抜かない様にして下さい。) 
 
    中にボックスがある場合はそのボックスも外します。
 
    通常左右どちらかをビスで留めています。
 
 2 ・ ボックスを脇によけ、通線バーを上に向けて突っ込み障害物の有る無しと、もしあれば、
 
    どの高さにあるか確認します。ここでは、天井の上までの配線が可能でした。図 1 
 
 3 ・ コンセントの真上にスイッチの開口をします。通常横5cm×縦9.5cmで回し引きを使
 
    い開口します。チリトリなどを下に当てておけば開口の際に粉で汚れるのを防げます。
 
    その時穴があまり大きくならないように注意して下さい。
 
 4 ・ 反対側の器具等をつける所に開口をします。 (ここでは換気扇)そして、2と同じように
 
    障害物の有無を調べます。
 
 5 ・ 部屋等の現状と、外から調べて想定した壁内部の状況を考え配線ルー トを決定します。
 
    ここでは照明が埋め込み式でない為、天井裏の配線が不可能かかなり困難と判断して
 
    天井の隅をモールによる露出配線としました。 上部は図 1のようになっていると、想定
 
    したので、隅での開口の場合、開口を大きくしないと不可能と判断し、天井より少し下に
 
     下げた位置に開口をする事にしました。
 
 6 ・ 壁面の配線ルートに直線部分だけモールを貼り付けます。隅の場合は少し隙間を空け
 
    ます。コーナー等の部材をはめる為の隙間で1〜2mm程度です。
 
    壁を通す場所のモールの底は、カットしておきます。 モールのカットは、塩ビカッター
 
    便利ですが、なければのこぎりでカットしバリをカッター等で削ります。 刃の細かいプラ
 
    スチック専用の鋸もあります。
 
 7 ・ 1.6ミリの2芯ケーブルを(Fケーブルと呼ばれるもの)スイッチの上の穴から入れスイ
 
    ッチの開口部から15〜20cm出します。上部の穴からモールの中に配線をはめてゆき
 
    ます。最後に器具の上の穴から器具の位置までの長さを見て、今度は少し長めカットし
 
    上の穴から器具のところまで通します。モールのカバーはコーナー部材等を含め、すべ
 
    て、はめ込みます。 ( 配線状況 図 2
 
 8 ・ スイッチのところからコンセントのところまでケーブルを通します。やはり両方とも15〜
 
    20cm程余裕を見て、ケーブルの端の方を剥いておきます。
 
 9 ・ 器具を結線して取り付けます。(ここでの説明は省略します)
 
10 ・ スイッチサポートにはめ込み、黒線をスイッチに差し込み、白線同士をつなぎます。
    (写真 A )
 
11 ・ 挟み金具で開口部に固定し、カバーのベースをビス止めし、スイッチハンドルとカバー
 
    をはめ込みます。
 
12 ・ コンセントのボックスの上からケーブルを通し、ボックスを前の位置に取り付けます。
 
13 ・ コンセントの送り側の差込が空いていれば、そこに線を差し込みます。 空いていなけ
 
    れば、短い線を用意し(10cm位)、コンセントの片側を抜き、新しく配線した線、短い
 
    線、抜いた線の3本をつないで(写真 B )、抜いたところに短い線の片側を差し込み、
 
    コンセントとカバーを付けて終了です。
  
図 1
写真 3
図 1
通常の換気扇のページもご覧下さい
モールには幾つかの太さがあります。木目の物もあります。プラスチックの物が良く見られますが、金属製の物もあります。
 
写真上の上部が丸くなっているのは床用のモールです。足が引っかかったりしないように、またワゴン等のキャスターが
 
乗り越えやすいように丸くなっています。(最近はホームセンターでもいろいろな種類が用意されています。)
写真 2
写真 2
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埼玉県 所沢市 上山口
TEL 04-2921-8208  FAX 050-3488-6905
写真 1
図 2
壁裏センサー 
 
  
左側は超音波で、壁の裏のでこぼこを調べる物、
 
  裏の下地の材料が、木や金属など何でも分かりますが、材質によって探知能力が違います。
 
  (一部のキッチンパネルなど、表面が金属の場合は使えません)
 
  右側は押すと先端から針が飛び出し裏に木などがある場合は途中で止まります。
 
  双方共に癖があったり、壁の裏の状況もイロイロで、正確な判断は難しいです。
 
  同じ性能ならば、高い安いはあまり関係ありません。安いものの方が使い易かったりします。
 
  (小ぶりで、単一性能の為。 )
ダクト用塩ビパイプ 
 
  
写真は専用のパイプで、長い物を切って使います。
 
  内径が合えば、排水用パイプでもかまいません。
写真 6
写真 5
廻し引き (先の細くなった、小型の鋸です)
 
      
細引き ・ 引き回し鋸 等とも呼ばれます。
* 1  壁裏センサー等では正確にわからないことも多く、在来工法の場合は、空洞と思われる
 
    場所に、斜めのすじかいなどがあることもありますので、慎重に判断します。 壁圧の長さの
 
    千枚通しを使ったり、いきなり中心を決めず、小さな穴から徐々に大きくする事もあります。
写真 4
* 1  家庭用のものは、軽いので天井ボードの上に角材などを固定すれば大丈夫ですが、重い
 
    場合や、天井がしっかりしていない場合は、天井下地や、他の構造材に換気扇下地を止め
 
    たり、吊ったりして強度を出す必要があります。
 
    (大体ボルト吊りができ、金具が別売で用意されています。無い物もありますので確認を )
  
この写真だけ
 
    違う換気扇のものです。
写真 3
写真 4
写真 5